「緑の円天井」は歴代ザクセン王の宝石や美術品のコレクションが保管されている宝物庫。宝石の数は約4千にも上り、18世紀にザクセン選帝侯のアウグスト強王が宝物を展示したのが始まり。
正確な被害額と盗難リストは現在確認中。タブロイド紙「ビルド(BILD)」は「戦後最大の美術品窃盗」と報じている。同紙によると「10億ユーロ(約1200億円)近いアンティークジュエリー」も盗まれた可能性があるという。
ザクセン州内務大臣は、犯人の身元はまだ確認されていないが、計り知れない価値の美術品が盗まれた、と語った。
また「すべてのザクセン人の文化遺産への攻撃だ」と加えた。
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