学者らは、1979年から2018年までの気候データを分析、その結果、北半球で特定の長さの2つのロスビー波が出会うと、
亜熱帯の熱い空気が欧州、アジア、北米の地域に向かうことを発見した。熱い空気は気温の急上昇を引き起こし、それは数週間続く可能性がある。
極端な暑さは食料の安全を脅かし、収穫量を4〜11%減少させ、食料価格の上昇につながるだけでなく、犠牲者も出す。
学者らによると、ロスビー波の影響は2018年までに1979年と比較して5倍に増えたが、これが気候変動と関係があるのかどうかは今のところ不明だという。