シリア北西部でテロ組織による攻撃 シリア政府軍側の犠牲者17人

シリア北西部のイドリブ県でテロ組織による攻撃が発生し、シリア政府軍の兵士17人が死亡したほか、42人が負傷した。一方、テロ組織側の死傷者は200人以上に上る。露国防省のユーリー・ボレンコフ・シリア各派調整センター長がブリーフィングで明らかにした。
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センター長によれば、19日の夕方、同国北西部イドリブ県のシンジャル、およびアブダリの居住区にテロ組織の戦闘員らが突破を試みた。

この突破を阻止する戦闘の結果、シリア政府軍の兵士17人が死亡したほか、42人が負傷した。一方、テロ組織側の死傷者は200人に達した。

シリアでは2011年に紛争が始まった。2017年末にはテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」 に対する勝利がシリアとイラクで宣言されたものの、各地では紛争がいまだに続いている。現時点では、シリアの政治的回復、および難民の帰国に向けた調整が進められている。

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