米国の新生児連れ去り事件 55年後に発見=メディア

FBI(米連邦捜査局)がシカゴ州産院で55年前に起こった新生児連れ去り事件を解決した。地元シカゴのWGN-TVが報じている。
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同テレビによると、1964年4月25日、シカゴ市民のドラ・フロンチャクさんは男児を出産しポールと名付けた。翌日、看護師の制服を着た女性が病棟に侵入し、医師の診察に連れていくと言って男児を連れ去った。その後女性と男児を見た人はいなかった。

その後何が起こったか

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FBIと地元警察は捜査を開始し、2年後に男児が見つかったと発表された。当時はまだDNA鑑定技術はなく、男児とフロンチャクさんの親子関係は耳の形で判断された。またフロンチャクさんは男児を息子と確認していた。

2014年、ポール・フロンチャックさんはDNA鑑定を行い、その結果、ドラさんの実の息子ではないことが判明した。その数か月後、FBI遺伝学専門家らが実の息子を探しだすことに成功した。

その男性は今

その男性はミシガン州在住で、がんで闘病している。男性がシカゴに住むドラさん、つまり実の母と会うかどうかは明らかになっていない。FBIは調査状況については正式なコメントを出していない。

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