クリスマスのフィリピンを台風が直撃【写真】

台風29号は24日、フィリピン中部に上陸し、クリスマス休暇で帰省しようとしていた数万人が足止めを受けたほか、多くの住民が避難を強いられた。AFP通信が報じた。
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台風19号災害ごみ処理 支援する地方自治体も 
台風29号は熱帯低気圧から台風へと勢力を強めた直後、貧困層が多く暮らすサマール島の南端に上陸。

風速は約42メートルで、木の枝が折れたほか、送電塔や携帯電話の通信塔が倒れる被害が出た。

​東サマール州のベン・エバルドーン知事は取材に対し、「軽い素材でできた家屋を除き、大きな被害は出なかった」と述べた。

沿岸警備当局によると、各港ではフェリーが欠航し、クリスマス休暇のため帰省しようとしていた乗客計2万3000人余りが立ち往生している。公式の発表によれば、沿岸部や洪水・土砂災害発生の可能性が高い地域の住民1700人近くが避難した。

台風29号は25日に中部各島を抜け、南シナ海に達する見通し。

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