ドイツ人が危険視するのは金正恩氏よりトランプ氏 世論調査

ドイツ国民は、米国のドナルド・トランプ大統領が世界に大きな脅威を与えていると感じており、その脅威は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩氏、イランの最高指導者のハメネイ師を上回るととらえている。英国のグローバルリサーチ会社「YouGov」社の世論調査でこうした結果が表された。ドイツ国際公共放送のドイチェ・ヴェレが報じた。
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世論調査はドイツ最大の通信社「DPA」の依頼で実施されたもの。その結果、回答者の41%がトランプ氏は世界で最も危険な指導者と考えていることがわかった。危険な指導者のいるワースト5国には、米国の他、ロシア、中国、北朝鮮、イランが挙げられており、世界に最大の脅威をもたらす指導者は、回答者の17%が金正恩氏、8%がハメネイ師、プーチン大統領を、7%が中国の習国家主席を挙げている。トランプ氏の41%は金氏の2倍を上回っている。

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同様の世論調査は昨年にも行われており、当時の順位結果も今回とほぼ変わらなかった。ただし各指導者の負のポイントは高く、トランプ氏の脅威は48%、金正恩氏は21%、プーチン氏は15%。2018年4月の調査で回答欄に挙げられたのはこの3者のみだった。

世論調査は12月16-18日に実施され、2024人がこれに参加した。

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