第5世代戦闘機の露軍への大規模供給 2020年から開始

ロシア国営コングロマリットの「ロステック」のセルゲイ・チェメゾフCEOは、第5世代のジェット戦闘機Su-57の大規模な供給が来年2020年にも開始されることを明らかにした。ロステックは兵器、航空機、自動車、電機といった戦略上重要な工業製品の開発および輸出を行うロシアの巨大国策企業。
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チェメゾフCEOは来年の計画にコメントした中で「2020年、航空機製造部門の安定化を図る大きな作業が待ち受けている。第5世代のジェット戦闘機Su-57の軍への初の大規模供給が開始される。もちろん、これは極めて責任の重い課題であり、真の意味で我々の仕事を前進させるものだ」と語っている。

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Su-57の最初の2機のロシア軍への供給についてロシア国防省と航空機メーカー「スホイ」社が契約を締結したのは2018年8月22日。契約にはロシア国防省のための76機のSu-57の製造および供給が行われると記載されている。最初の数機は2019年末までに軍への納品が決められていたものの、Su-57の量産初号機は先日、ハバロフスク地方での最終飛行実験で墜落しており、計画がどの程度実現されるかは現段階では不明。

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