安倍首相 中東情勢に懸念を表明 関係国に緊張緩和訴え

6日、日本の安倍晋三首相は念頭記者会見を行い、米国とイランの緊張が高まる中東情勢についてコメントし、現状を「憂慮」していると語った。
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米国によるイラン革命防衛隊の司令官殺害により、両国の対立が激化する中、安倍首相は、さらなるエスカレーションは避けるべきであり、すべての関係国に対し、緊張緩和のため外交による努力を尽くすように呼びかけた。

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日本とイランは昨年、6月に安倍首相がイランを訪問し、12月にはロウハニ大統領が訪日するなど、友好関係を築いている。

安倍首相は、情報収集のため、中東地域への自衛隊の派遣を行い、日本関係の船舶の安全を確保しながら、中東情勢の安定のため日本独自の外交を粘り強く展開していくことも強調した。

記者会見は、三重県伊勢市の伊勢神宮参拝後に行われた。

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