韓国外相と米国務長官 韓国のホルムズ海峡派遣について協議

韓国のカン・ギョンファ外相は13日(月)サンフランシスコに向かい、米マイク・ポンペオ国務長官と翌日会談を行う。中東の緊張が高まる中で韓国軍のホルムズ海峡派遣について、また北朝鮮との対話再開への米韓の努力について協議する。聯合ニュースが伝えている。
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米国はすでに韓国に対して、ホルムズ海峡という重要な貿易ルートがイランにより封鎖されるリスクを抑えるため、有志連合に加わることを呼び掛けている。

朝鮮日報によると、ソウルは今年初めに、ソマリア海賊対策として2009年に編成した青海(チョンヘ)部隊の役割を強化する可能性があるという。青海部隊は駆逐艦1隻、ヘリコプター1機、300人の人員から構成され、アデン湾に派遣されている。以来、民間船に対する21の海賊攻撃を阻止した。

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このような決定はイランとの関係を複雑化しないために取られたもので、朝鮮日報によると、イランは韓国が当該地域にさらに部隊を派遣した場合の悪影響について警告したという。

韓国が輸入する石油の約7割がホルムズ海峡を経由して輸送される。その供給元はほとんどがイランである。

日本政府は1月に自衛隊の中東海域への派遣を決定。河野太郎防衛相は10日(金)、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」とP3C哨戒機に対し派遣命令を出した。翌11日(土)海上自衛隊の哨戒機が日本を出発している。

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