両手切断のロシア人女性 縫合された左手について語る【写真】

嫉妬に狂った前夫に両手を切り落とされたロシア人女性のマルガリータ・グラチョワさんがインスタグラムで、医師らがどのように左手を元どおり復元したかを明かした。マルガリータさんの右手はハイテクのバイオニック義手だが、左手は「断片を集めて」元のように縫合した。しかし、左手の感度と機能は、もはや以前と同じにはならない。
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マルガリータさんの身に悲劇が起きたのは2017年末。彼女の悲劇はロシアおよび世界中が知ることとなった。

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嫉妬深いマルガリータさんの前夫は、彼女を森に連れて行き、斧で両手を切り落とした。前夫には懲役14年の判決が下され、一方マルガリータさんは両手を取り戻すため、困難な道を進まなければならなかった。マルガリータさんは失った右手の代わりに脳の電気的な信号によって動かすことができるバイオニック義手を装着している。しかし、左手は森で発見されたため、縫合された。

マルガリータさんは新しい人生を歩むことを学び、気落ちせず、SNSを通じて前向きな内容を発信している。

マルガリータさんが今回、語っているのは、右手の義手のことではなく(義手についてはこちらをお読みください)バラバラに切断された断片から集めて縫合された左手。縫い合わされた左手はシンプルな形をした日用品を扱うことさえとても難しい。

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「バラバラになった左手を集めた」

マルガリータさんは「左手が使い慣れてきて、とても幸せ」と述べている。

マルガリータさんの説明によれば、左手はバラバラになっていたものを集められた。

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見つかった左手は8か所が骨折しており、3時間以上森の中に放置されていた。マルガリータさんは今、左手は15~20%回復したと考えている。現在、左手は熱や冷たさの違いを感じることができる。

しかし、触感は回復していない。マルガリータさんは「猫を撫でているのか、それとも枕をなでているのか、その判別はできません」と述べている。

さらにマルガリータさんは、自力で家事をこなしているものの、細かい動作の問題はまだ残っているという。例えば、マルガリータさんは髪をピンなどで留めること、服のボタンをかけることはできない。

「書くこともできません」とマルガリータさんは告白する。しかし、マルガリータさんは右手のバイオニック義手の方でサインすることはできる。

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