WSJによると、女性は香港の格安航空会社「香港エクスプレス」を利用してサイパンへ向かうため香港の空港で搭乗手続きをした際、妊娠検査を含む、飛行による移動に適しているかどうかを判断する検査を受けるよう求められた。日本人女性は、空港で質問票に妊娠していないことを記入していたにもかかわらず、妊娠検査を受けさせられたという。なお、検査の結果は陰性で、女性は飛行機に搭乗した。
WSJは、米国領サイパンには子どもに米国の市民権を取得させることを目的とする女性がやってくるため、「妊娠検査はサイパン当局の移民に対する懸念に対応するため香港エクスプレスが取った対策の一つ」だと報じている。
WSJによると、香港エクスプレスは、影響を受けた全ての人へ謝罪を表明し、対策の中止と見直しを行っているという。
関連ニュース