安倍首相 自民党会合で憲法改正に改めて意欲

16日、自民党は社会人や学生らが参加した会合を開催し、その中で安倍首相は憲法の改正に改めて強い意欲を示した。会合は、自民党が将来の政治を担う人材育成のために設けた党の機関「中央政治大学院」で、憲法をテーマにした講座が新たに開設された。
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安倍首相は会合であいさつを行い、「現行憲法も制定から70年あまりが経過し、時代にそぐわない部分は改正を行っていくべきではないか。

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その最たるものが9条だ」とし、自衛隊の明記など、憲法改正の実現に改めて意欲を示した。

また、国会での憲法改正をめぐる論議を今後1年ほどで進展させたいとの考えを示した。

自民党は9条改正や緊急事態条項の新設など4項目の改憲案を取りまとめており、20日からはじまる通常国会で、憲法改正の手続きを定めた国民投票法改正案の早期成立を目指している。

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