ロシア当局が日本の漁船を解放

ロシア当局は、南クリル諸島(日本表記:北方領土)周辺水域でロシアの国境警備局によって連行されていた北海道根室市の漁協に所属する漁船の船長・乗組員6人を解放した。NHKが20日、報じた。
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北海道根室市の歯舞漁協所属のタラ漁船「第68翔洋丸」は15日、シコタン島(日本表記:色丹島)周辺海域でロシア国境警備局に拘束された。ロシアの当局は、操業日誌に記載されていないエイが見つかるなど違反が確認されたと明らかにした。保証金の支払いが確認されたとして船長・乗組員は20日に解放された。

日本が南クリル諸島周辺でタコ漁再開
南クリル諸島の周辺海域で日本漁船の拿捕が相次いだことから、「安全操業」は1998年の露日政府間協定に基づいて行われている。

操業条件は毎年の交渉で決まる。2019年の漁獲量はタコ漁が216トンとなっているほか、スケソウダラが955トン、ホッケが777トンで設定されている。

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