ソロス氏は、「トランプ氏とフェイスブックはある種の非公式相互支援契約に向けて動いている。フェイスブックはトランプが再選するように機能し、トランプ氏はフェイスブックを守るだろう」と語った。
ブルームバーグは、ソロス氏は発言の根拠は何も示してないと指摘している。フェイスブック側は、ソロス氏の発言は「全く正しくない」とブルームバーグに対応した。
フェイスブックに対する非難
フェイスブックは2016年、トランプ氏の勝利に貢献したとして非難された。偽ニュースに対処できず、これが最終的に米国市民の意見に影響を与えたとされている。
フェイスブックは2017年、政治的宣伝を扱うシステムを変更すると発表した。この原因となったのは米国大統領選挙中に政治的宣伝を掲載したロシアの「トロール・ファーム(荒らし工場、情報工作組織)」の活動であり、フェイスブックによると、宣伝キャンペーンはロシアから調整され、470の偽アカウントを通して宣伝が拡散されたという。宣伝には10万ドル(約1096万円)が費やされたとみられている。