タイ、コロナウイルス感染者は14人に

タイ保健省は新型コロナウイルスに感染している中国人6人を新たに特定し、これでタイ国内の感染者は14人となった。タイ保健省スクフム・カンチャナプヒマイ事務官の報告を同国第3国営テレビが中継で伝えた。
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同事務官は「観光客としてタイ滞在中の中国人6人に新たにコロナウイルスが検出された。そのうち5人は湖北省に住む家族で、一週間前にタイに入国。その5人のうち1人にコロナウイルス肺炎が始まり、家族も感染。残りの1名は深圳(深セン)からタイに入国した」と述べた。

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「中国でコロナウイルスが流行して以来、これで14症例目が確認された。そのうち5人は既に完全に回復し、退院している」と同事務官は付け加えた。

タイにおけるコロナウイルス感染者は1人を除き中国国民。その1人は年末に武漢市を訪れたタイ女性だが、既に回復している。

中国の新型コロナウイルス

当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

1月28日の時点で4515人以上が感染している。死亡者数は106人まで増えた。

中国のほか、韓国、日本、タイでも感染者が確認されている。中国当局は、新型コロナウイルスが人から人へ感染することを確認した。

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