WBC世界ヘビー級王者 鬱で一時は自殺まで考えた

WBC世界ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダー氏(米国)は、英BTスポーツからの取材に対し、若いころに多くのストレスにさらされ、自殺を考えたことさえあったと打ち明けた。 
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19歳で軽食堂でウェイターをしていた当時のワイルダー氏は、スポーツ選手としてのキャリアを築こうなど夢にも思わなかった。すでに結婚しており、長女のネイヤは二分脊椎症(脊椎の形成不全による疾患)で生まれてきた。この時期の生活は困難に満ちていたとワイルダー氏は語る。

​人生の辛さからワイルダー氏は、2005年に鬱になってしまった。ピストルを持っており、自殺する覚悟を決めていたと取材で語っている。

ワイルダー氏は「自分の周囲で起こっている全てのことを終わらせるには、もう自殺しかないと思う時がある。そんな時、人は他の誰のことも考えていない。考えるのは自分自身と何が起きているのかだけです。19歳の若造が初めて持った子どもが重い障害を抱えていた、というのはものすごく辛いことだったんです」と述べている。

22日、WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーと挑戦者タイソン・フューリー(英国)による再戦が行われる。前回は2018年12月1日に行われ、引き分けに終わった

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