横浜港沖のクルーズ船に対する政府の対応を疑問視 「期待はずれ」=ザハロワ報道官

横浜港沖に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号に対する日本政府の対応は「カオスで無秩序」とロシア外務省のザハロワ報道官がコメントした。
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2月10日、日本の厚生労働省はクルーズ船の乗員乗客60人が新型コロナウイルスに感染していることを新たに確認した。これにより、クルーズ船内の感染者は130人を超えた。船内には24人のロシア人が乗船している。

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厚生労働省は残る3600人余りの乗客と乗員について、2月5日からの14日間は客室待機を求めている。

日本政府の対応についてザハロワ報道官は「ロシア・ラジオ」の番組内でコメントした。その中でザハロワ報道官は「正直言って、日本政府は我々が期待していたイノベーションの奇跡を発揮しなかった」と所感を述べた上で、日本政府の対応は「カオスで無秩序、大いに疑問の余地がある」とした。

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新型コロナウイルスの感染が拡大する中国では、肺炎による死者の数が908人に達したほか、感染者は4万人を超えた。完治して退院した人の数は3,281人。

新型コロナウイルスによる死者数は2003年に流行した新型肺炎「SARS」による世界での死者数(774人)を大幅に上回っている。

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