新型コロナウイルス感染者 クルーズ船で新たに67人 厚生労働省が発表

15日、加藤勝信厚生労働相は記者会見で、新型コロナウイルスの感染者が確認されているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で新たに67人の感染が確認されたと発表した。同船での感染者数は合わせて285人となった。このうち38人は無症状だという。
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クルーズ船ウエステルダム号 コロナウイルス検査後カンボジアで下船
同相によれば、クルーズ船で実施された新型コロナウイルスの検査結果が15日に判明した217人のうち、67人で感染が確認された。そのうち症状がない人は38人だった。今のところ重症者はいないという。感染が確認された人は順次、医療機関に搬送されることとなる。また、検査結果が陰性の人は19日以降、下船することとなると述べた。

これまでに感染が確認された人のうち、重症者は11人で、集中治療室での治療をうけていると発表された。

また、加藤厚生労働相は、13日以降の国内感染者の発生状況などについて、明らかな感染経路が判明してしないケースが多くあることから、16日夕方から専門家による会議を開催することを明らかとした。

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