このガスの集まりは、非常に急な速度勾配を持つリング状の構造を持っており、目に見えない天体の存在を示唆している。
この天体が実際にブラックホールである場合、その重力半径(中心から事象の地平面まで)は、天王星または海王星の半径よりわずかに大きい。
このようなブラックホールは、中間質量ブラックホールと呼ばれる。これは仮説的な天体だが、最近、研究者らにより、その存在を裏付けるさらに多くの証拠が見つかっている。
中間質量ブラックホールは、恒星質量ブラックホール(最大のものは太陽の62倍の質量を持つ)と超大質量ブラックホール(その最小のものは太陽の10万倍の質量に達する)の間に位置する。
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