福島第一原発 新型コロナウイルスで防護服など調達に遅れの恐れ

東京電力は18日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で調達に遅れが出るおそれがあるとして、福島第一原子力発電所で使う装備品に代用品を使うと発表した。NHKが報じた。
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新型コロナウイルス 感染経路が今の時点で分からない事例が増えている=厚生労働相
NHKが東京電力を引用して伝えたところによると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、福島第一原発の「廃炉作業で使う装備品の一部は中国の国内での製造や物流が滞るなどして、今後、調達に遅れが出るおそれがある」という。

東京電力は、作業に支障が出ないよう、例えば防護服は同様の機能を持つ専用の作業服に切り替えるなど、代用品などを使って対応するという。

福島第一原発 新型コロナウイルスで防護服など調達に遅れの恐れ

中国の新型コロナウイルス

中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

最新情報によると、中国での死者は1900人に近づき、回復したのは1万2500人以上、感染者は7万2400人を超えている。

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