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南極のペンギン、気候変動により70年代から77%減

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今年1月5日から2月8日まで探査の旅に出た調査団によると、今回、ヒゲペンギンの主な生息地エレファント島で約5万3千組のヒゲペンギンのつがいが観察された。これは、1970年代に行なった調査に比べて約60%も少ない数だ。地球温暖化によって南極周辺の氷床の融解が進み、ヒゲペンギンの主食であるオキアミが減ったためだという。気候変動は食物連鎖の基本的な構成要素に大きな影響をおよぼしている。

世界気象機関は先週、南極の研究基地周辺で最高気温-18.3度を記録したと発表した。

自然保護団体のグリーンピースは国連に対し、2030年までに世界の海洋の約30%を保護区とすることを約束するよう呼びかけている。

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ヒゲペンギンの群れ、ルメール海峡近くに浮かぶ氷山の上を歩く
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ジェンツーペンギンのコロニー 南極・スノー島にて
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エスペランサ号とその乗組員 ルメール海峡近くにて
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保存生物学者のスティーブ・フォレスト氏 ヒゲペンギンの数を数える  アンヴァース島にて 
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小さな流氷  フルニエ湾にて
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ジェンツーペンギンの群れ アンヴァース島にて
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スノー島に生息するアザラシ
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ヒゲペンギンのコロニー トゥー・ハンモック島にある山を歩く
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水に飛び込むヒゲペンギン スノー島にて
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ごみを回収する学者マイケル・ウェシントン氏 スノー島にて
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泳ぐヒゲペンギン トゥー・ハンモック島にて 
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流氷の間を泳ぐアザラシ アンヴァース島にて
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ペンギンの数を数える保存生物学者スティーブ・フォレスト氏 アンヴァース島にて
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ごみを回収する学者マイケル・ウェシントン氏 スノー島にて
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あくびをするアザラシ スノー島にて
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山沿いを行進するヒゲペンギンのコロニー トゥー・ハンモック島にて 
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ヒゲペンギンのコロニー スノー島にて
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