ウクライナの南極基地、「赤い雪」に覆われる

ウクライナの南極基地「アカデーミク・ヴェルナツキー」が、赤い雪に覆われた。ウクライナ教育科学省がフェイスブックで伝えた。
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この赤雪現象は、「Chlamydomonas nivalis」と呼ばれる氷雪藻が繁殖することによって起こる。氷雪藻は低温に強い胞子をつくり、胞子は冬の間は雪の中にとどまり、暖かくなると成長し始める。現在、南極は夏だ。

ウクライナ教育科学省は「赤ラズベリー色を通して雪は日光をより少なく反射し、より速く溶ける」と指摘している。その結果、より明るい藻類が形成される。

ウクライナ教育科学省によると、同様の現象は北極やアルプスでも見られるという。

先に、気候変動により南極のペンギンの個体数が激減したと報じられた。

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