トランプ大統領 、新型コロナウイルス感染拡大の国からの入国を禁止検討

ドナルド・トランプ米大統領は28日、ホワイトハウスで記者団に対して、新型コロナウイルスの感染が拡大している国からの入国を禁止する措置に関して「今、2、3の国について検討している」と表明した。NHKが伝えた。
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米国務省は28日、新型コロナウイルスの感染者が増えているイタリアについて、「渡航を再検討」するよう求める勧告を出したという。

29日、ロイター通信は、米ネバダ州ラスベガスでの3月14日開催予定の米・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の延期が決まったと伝えた。

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感染は欧州や中東地域でも拡大している。

フランスではオリヴィエ・ヴェラン連帯・保健大臣が27日に記者会見を行い、感染者数が以前の18人から38人にまで急増したことを明らかにした。

イタリアではウイルス性肺炎により新たに3人が亡くなり、死者数は17人にまで増大した。亡くなった人はいずれも80代で持病があった。感染者数は650人にまで膨れ上がっている。

ロシア交通省はイランに新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、イランとの航空機の乗り入れ制限を決定した。

禁止されたのは通常便、チャーター便の全便で、ロシアの「アエロフロート」とイランの「マハン・エア」の2社だけが運行を許可された。

2月27日時点でイランでは新型コロナウイルスによる死者数は19人から26人に増えた。感染者は240人を超えている。イラン衛生医療教育省の副大臣も感染していたことがわかっている。

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