保健副大臣はブリーフィングで「大邱市の約1800人の感染者が入院できない、あるいは専門治療センターに入所することができず、順番を待っている。我々はコロナウイルス蔓延の規模を予測することができず、感染者の多くが自宅待機していることに対し、謝罪する」と述べた。
聯合ニュースはこれより前、感染が確認された女性がコロナウイルス検査を何度か断られ、適時に治療を受けられず死亡したことを報じていた。この女性には中国への渡航歴はなく、宗教団体「新天地イエス教会」関係者でもなかった。同団体関係者の検査が優先され、一般市民は検査の順番がくるのを3-4日待っていたという。そのため女性の検査結果が届くのが遅れた。
韓国ではすでにコロナウイルス(COVID-2019)感染者が4812人確認されている。キム保健副大臣によると、今朝また1人死亡が確認され、これでコロナウイルスの死者は29人になった。34人が回復し、さらに3万5千人超分の検査分析が行われている。
韓国・大邱市 病床不足で約2千人が入院待機
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