トイレに紙がない! でも大丈夫 豪新聞、余白紙面で読者にエール

新型コロナウイルスの感染拡大で日本と同じくトイレットペーパーの品不足が始まったオーストラリアで、地元のタブロイド紙「ノーザン・テリトリー・ニュース」がこの問題に直面する読者の一助にと、追加紙面を発行し、エールを送った。英ガーディアン紙が報じた。
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「ノーザン・テリトリー・ニュース」の読者らはこの「計らい」をユーモアで受け止めた。新聞をめくっていくと中盤で突然余白のページが8枚出現する。紙面に印刷された縦線。「これに沿って切るとトイレットペーパーとして使いやすいよ」というわけだ。泣ける話ではないか。

この「気配り」から同紙の人気はぐんと上がった。オーストラリアでは実際、ウイルス感染拡大からトイレットペーパー需要は急上昇。スーパーでは購買制限がかけられ、お1人様4パックまでとなっている。

トイレットペーパー不足に直面しているのは日本も同じだ。日本では店頭の棚からトイレットペーパーが姿を消した。だが日本政府は生活必需品の不足はぜったいに起こさせないと確約している。これについてのスプートニク東京特派員による現地レポートはこちらからお読みいただけます。


​​スプートニクは新型コロナウイルスに関するその他の疑問と回答について別記事でご紹介している。こちらの記事およびこちらの記事をお読み下さい。

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