ワリエワ選手はエテリ・トゥトベリーゼコーチに師事し、高難度の技をもっている。フリープログラムでは2本の4回転トゥループを実施した。
モザリョフ選手が鍵山選手にリベンジ
男子シングルではアンドレイ・モザリョフ選手(計245.09点)が日本の鍵山優真選手(計231.75点)を抑えて優勝。モザリョフ選手は1月のジュニア五輪(スイス・ローザンヌ)では鍵山選手に金メダルを譲った。今回はショート終了時点で鍵山選手が首位に立っていたが、フリーでクリーンな演技を行ったモザリョフ選手が優勝を手にした。
3位はロシアのピョートル・グメンニク選手(計231.12点)だった。
ペアは表彰台独占
ロシア勢はペアで金銀銅を独占した。パンフィロワ&ルィロフ組はジュニアグランプリファイナル、ロシアジュニア選手権、ジュニア五輪で優勝しており、今大会も計195.96点で堂々の金を獲得した。
2位3位もロシア代表が占め、それぞれクセニア・アハンチエワ&ワレリー・コレソフ組(計174.85点)、ユリア・アルテミエワ&ミハイル・ナザルチェフ組(計171.18点)だった。
アイスダンス銅メダルとディアナ・デヴィス選手デビュー
アイスダンスではエリザベータ・シャナエワ&デヴィッド・ナリジヌィ組が3位でロシア勢最高成績となった。優勝は米国のイヴォンリ・グエン&ワジム・コレスニク組(計177.18点)、2位はグルジア(ジョージア)のマリヤ・カザコワ&ゲオルギー・レヴィ組(計176.19点)。
アイスダンスにはトゥトベリーゼコーチの娘であるディアナ・デヴィス選手も出場した。デヴィス&グレブ・スモルキン組は5位だった。これはデヴィス選手にとって国際試合のデビュー戦となった。