100万人分無償検査キットの勇み足 ソフトバンク孫社長に痛烈批判

ソフトバンクグループの孫正義社長が11日、ツィッターを通じて100万人分の新型コロナウイルスの簡易検査キットの無償提供を表明した後、わずか2時間後に撤回したことが、大きな論議を呼んでいる。日本のマスコミ各社が報じている。
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孫社長は10日、3年ぶりにツィッターの投稿を再開し、ウイルス感染拡大を憂い、打開に貢献する方法を検討している様子を伝えていた。

​その翌日、孫氏は感染を調べる簡易PCR検査を100万人に無償提供すると表明。

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ところが逆に、医療機関に検査希望者が殺到して、医療崩壊を呼ぶという懸念が多く寄せられた。これは検査の方法によっては偽陽性、偽陰性がでることから、検査機関、医療現場は偽陽性の人への対応が追われ、医療崩壊に至ることを指している。孫氏の表明から2時間の間に400件ものリプライが寄せられた。

孫氏はPCR検査は自宅でできると説明したものの、理解を得られなかった。このため、「検査したくても検査してもらえない人が多数いると聞いて発案したけど、評判悪いから、やめようかなぁ。。。」というメッセージを最後に投稿していない。


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