12日(木)ロシア国営宇宙開発企業「ロスコスモス」は、更新設備およびソフト最新版を用いた追加試験を行うため、また欧州のコロナウイルスの影響によりステーション打上げは2020年から2022年に延期されたことを明らかにした。
ESAはツイッターで「エクソマーズ2022の打上げは2022年8月から10月にかけて行い、火星着陸は2023年4月あるいは7月になる」と発表した。
名称から分かるように、本ミッションは火星における過去の痕跡も含めた生命探査。
エクソマーズ-2022ステーションの火星への打上げはバイコヌール宇宙基地から打上げロケット「プラトンM」を用いて行われる予定。ステーションは欧州飛行モジュールとロシア降下モジュールからなり、ロシアの着陸機「カザチョーク」や欧州の火星探査車「ロザリンド・フランクリン」が構成に含まれる。
「カザチョーク」にはロシアデバイス11基、欧州デバイス2基、「ロザリンド・フランクリン」には欧州デバイス2基、ロシアデバイス2基が設置されている。
関連記事