調査を行ったのは、ロシア産業貿易省付属組織で国内に流通する商品の質のモニタリングを行う「ロスカーチェストヴォ」。同組織の指標は60項目に分かれており、そのうち49項目が安全基準に関係する。
専門家らは世界13のメーカーの製造するラテックス製男性用コンドームから17の製品をテストした。
この結果、ロシアで広く販売されている「Contex」のマークでおなじみのコンドームは、有害な亜鉛や2-プロパノールの含有率が高く、潜在的な危険があることがわかった。
トップはどこのメーカー?
安全度が5段階評価で4.8と一番高いコンドームはロシアの「Hasico」社の製品だったのだが、残念なことに激しい競争に耐えかね、つい先日、倒産。これにより現在、事実上の首位を占めつつあるのが日本の「オカモト」だ。オカモトの安全度は4.1。
「ロスカーチェストヴォ」がこのオカモトのコンドームの強度実験を行ったところ、高温での人工劣化テストにはパスできなかった。つまりオカモトのコンドームは使用期限がきれる頃には破れる恐れがあるということだ。
「ロスカーチェストヴォ」のモニタリング結果、評価は同組織の公式サイトで閲覧が可能。
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