日本では一連の行事などが中止になり、ほぼ全ての小中学校が休校になっている。専門家によると、これらの措置はコロナウイルスの急激な拡散予防に効果はあるという。しかし日本でコロナウイルス検査は大規模に行われておらず、感染者数は大きく引き下げられているため、今後一気に増える可能性があると医療関係者らは指摘する。
最新の公式情報によると、日本国内の感染者数で愛知県は北海道(152人)に続き2位(123人)。その後は大阪(108人)、東京(90人)、兵庫(82人)と続く。
高齢者が新型コロナウイルスに最も脆弱だということは知られている。日本は世界一の長寿国で、65歳以上が人口の28%以上を占めている。
日本がイタリアと同じ道をたどるかという点については、北海道大学の西浦博教授によると、このまま感染が続けば後は時間の問題であり、ウイルス拡散範囲は依然として予想がつかないという。
新型コロナウイルス 日本の高齢化社会の新たな挑戦か
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