新型コロナ EU首脳が30日間の渡航規制で一致

欧州連合(EU)に加盟する27か国は17日、緊急テレビ首脳会談を開催し、欧州委員会が先に提案した30日間にわたるEUへの渡航制限を全会一致で可決した。
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欧州委員会のフォンデアライエン委員長は16日、第三国からEUへの入域を30日間にわたって規制することを提案していた。

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これを受けて欧州理事会では緊急テレビ首脳会談が開催された。会談後、シャルル・ミシェルEU大統領はブリュッセルで開かれた記者会見で、緊急の必要を除き第三国からの渡航を制限することを明らかにした。渡航制限は全会一致で承認され、早急に実施される。

フォンデアライエン委員長によれば、入域規制は加盟国が独自に実施することとなっている。感染拡大が特に激しいドイツは早急に入国規制を実施する模様。

なお、渡航制限は外交官、永住権を持つ外国人、EUに親族を持つ外国人、加えて医療従事者には適用されない。

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