アジアで新型コロナ第2波の可能性 疫学者が警告

韓国、中国、シンガポールなどのアジア諸国では、新型コロナウイルスの第2波が起こる可能性がある。第2波は、帰国者によって輸入される「輸入型」の性質を持つ。BBCが報じた。
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報道によると、新型コロナウイルスの発生源となった中国は18日、国内で初めて新たな感染者が確認されなかったと発表した。これは重要な契機となったが、ウイルスに勝利したと話すのは時期尚早だ。

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その後、最近中国に帰国した34人の感染が報告された。シンガポールでも新たに47人の感染が確認され、うち33人は入国者(うち30人は帰国者)だった。

韓国では19日、新たに152人の感染が確認された。帰国者と関連している可能性もあるという。

日本では18日、新たに3人の感染者が報告された。一方、政府は、ウイルスの感染状況は徐々に収まってきているとしている。

先に、香港大学の疫学・生物統計学科のベン・カウリング学科長は、通信社スプートニクに、これまでのところ「ウイルスの特徴がその感染の観点からも、感染症の重症度に関しても変化していないという証拠は一切ない」ため、主な危険が過ぎ去ったとはまだ言えないと伝えた。

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