仏で検疫違反者が女性警官に暴行 頭がい骨損傷の重傷

検疫規制に違反した男が女性警官の頭をレンガで殴る事件がフランスで起こった。警官は頭がい骨の骨折で病院に搬送された。フランス・インフォTVが報じた。
この記事をSputnikで読む

フランスでは3月17日以来、全土で2週間にわたり国民の移動を厳しく制限している。この検疫規制に違反した場合、135ユーロの罰金が科される。

スペインで医療スタッフの6500人が感染 世界の健康保険制度は危機に直面

事件は24日に北部オワーズ県ボーヴェ郡で起こった。検疫違反者に関する通報を受けて警察が現場に駆け付け、違反者に外出許可書の提示を求めたところ、男らはものを投げつけるなどして抵抗を始めた。すると、違反者の一人が投げつけたレンガが女性警官(21歳)の頭部に直撃し、女性はすぐに病院に搬送された。

警官は違反者のうち2人を拘束したが、ケガを負わせた違反者は現在、逃走を続けている。

フランス国内の新型コロナウイルス感染者は25日時点で2万5233人に達し、そのうち1331人の死亡が確認されている。

スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント