新型コロナ患者を担当すると思い込んでいた病院を脅迫した男 FBIが射殺

FBI(米連邦捜査局)が米国内でテロを起こす可能性のある男を、捜査中の24日に射殺した。CNNが報じた。
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殺害された男は、白人至上主義の活動の他に、FBIが真剣に受け止めざるを得ない脅迫行為をいくつか行なっていた。その脅迫の中には、男が住んでいたミズーリ州カンザスシティの病院へ攻撃を実行するものもあった。男はその病院が新型コロナウイルス患者の治療を担当すると誤解していたものとみられている。

​男はFBI捜査官が逮捕しようとした時に射殺された。その理由は明らかになってないが、FBIのブリジット・パットン報道官は、この銃撃事件を真摯に受け止め、FBIの捜査部によって調査すると発表した。

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FBIと米司法省は、ここ数ヶ月の間、人種差別的動機による犯罪や、白人至上主義者からの脅威に焦点を当てている他、過激派と新型コロナウイルスが関連した事柄を捜査中。また、米国土安全保障省とFBIが作成した内部報告書では、新型コロナウイルスに関連する白人至上主義者や他の過激派グループからの脅威について警告されている。

24日、ジェフリー・ローゼン司法副長官は検察官とのメールで、新型コロナウイルスに関連した脅威が、意図的な暴露や他人への感染が行われた場合は、これをテロ容疑を使用することを検討すべきと述べている。

メールの中でローゼン氏は「新型コロナウイルスを米国人に対する武器として使用する脅しやその試みは許されない」と記していた。


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