小説家ボリス・アクーニン氏、コロナウイルス感染

有名なロシアの小説家で日本文学研究家のボリス・アクーニンさん(本名ゲオルギー・チハルチシヴィリ)がコロナウイルスに感染していることが分かった。アクーニンさん自身がフェイスブックで明らかにした。
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アクーニンさんは「 フェイスブックを放置する。流行りの病で寝ている。回復したら必ず感想を報告する」と綴った

同氏は、ウイルスそのものより、ウイルスへの恐怖が恐ろしいと考えている。パンデミックのせいでパニックを起こす必要はないという。

ボリス・アクーニン:作家、日本文学研究家、翻訳家、文芸評論家。「探偵エラスト・ファンドーリンの冒険」シリーズで一躍有名人となる。2005年に露日関係発展への貢献が評価され日本外務省より表彰。2007年、ゲオルギー・チハルチシビリ氏は三島由紀夫作品のロシア語訳に対して野間文芸翻訳賞(講談社)を受賞。授賞式では著名な翻訳家で文芸評論家の沼野充義氏が「独自の文芸作品として、それ自体を楽しむことができる翻訳効果を生み出した」と評している。沼野氏によると、チハルチシビリ氏の翻訳なしにはロシアの村上春樹人気はなかったであろうし、ロシアにおける日本食ブームも考えられなかった、という。野間文芸翻訳賞は日本の大手出版社である講談社が与える賞。同社は2009年に創立100周年を迎えた。

2009年、露日文化交流発展への貢献に対して旭日小綬章授与、また国際協力基金賞を受賞。2014年よりロンドン在住。

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