米空母で新型コロナの集団感染 全乗組員5000人検査へ

米空母「セオドア・ルーズベルト」艦内の新型コロナウイルス感染者の数は、先日の3人から25人に増加した。米CNNが米海軍の情報筋を引用し、報じた。同サイトによると、新たに「数十人の感染者」が出る可能性があるという。
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モドリー米海軍長官代行は24日、同空母の乗組員3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。その後モドリー氏は、艦内で新たな感染者が出たと報告したが、具体的な人数は明らかにしていなかった。26日、モドリー氏は、セオドア・ルーズベルトの全乗組員約5000人に対し新型コロナウイルスの検査を実施すると発表した。

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ある情報筋によると、検査中に感染者数は数十人に膨れ上がる可能性がある。また、別のCNN関係者によると、感染者数が爆発的に増加した場合、米国防総省は同空母をライバルに、特に中国と北朝鮮の軍部の目に過度に脆弱に見せないために感染者数を機密扱いにする可能性が高いという。


米ジョンズ・ホプキンス大学の新型コロナウイルス感染事例数マップによると、米国の感染者数は現時点で8万5991人。米国の感染者数はイタリア、中国を抜いて世界第一位。米国ではすでに1200人以上が亡くなっている。

同マップは、各国政府の新型コロナウイルス感染者データに基づき集計されている。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

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