スマホ位置情報で外出先や在宅を可視化 グーグル 東京都は「外出自粛」効果も

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、各国で外出制限などの対策がとられる中、IT大手グーグルは、市民がどれだけ外出を控えたかを国別に見ることができる特設サイトを公開した。NHKニュースが伝えている。
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報道によると、グーグルは世界131の国・地域の利用者の位置情報をスマートフォンを通じて入手。飲食店や駅、公園などを訪れる人たちの人数変化を国・地域ごとに確認できる特設サイトを3日から公開した。

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世界で死者が最も多いイタリアでは、「小売り・娯楽」分野の人の動きはマイナス94%、「駅」はマイナス87%だった一方、「自宅」はプラス24%。多くの人が外出を控えて自宅に留まっていることがうかがえる。

日本では「小売り・娯楽」はマイナス26%、「自宅」はプラス7%に留まり、感染が広がる各国に比べて外出した割合が多くなっている。ただ東京都に限れば、週末の外出自粛が求められたことから「小売り・娯楽」はマイナス63%、「自宅」は14%で、多くの人が外出を控えたことが分かる。

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