スペイン 外出制限など違反で約3000人拘束

スペインのフェルナンド・グランデ・マルラスカ内務相は、3週間前に導入された防疫厳戒態勢を違反したとして、約3000人が治安当局に拘束されたと発表した。
この記事をSputnikで読む

同内相は「この3週間、市民の安全と移動制限を確保するため、(編注:治安当局は)市民や自動車など300万回のチェックを行った。2850人が拘束されたが、その主な理由は当局の指示に従わないという点だった」と説明した。

マドリードのアイスリンク 新型コロナから霊安室に
また規則違反として合わせて33万の警告が出された。

これより前、スパインのサンチョス首相は、3月14日に導入された厳戒態勢は4月25日まで延長されると発表した。延長には議会の承認が必要となる。

市民が外出できるのは、食料や薬の購入、通院、手助けが必要な人への支援、通勤の場合のみに限られている。

また政府は、全国で4月9日まで生活に関わらない活動を停止する決定を出した。

スペインは世界でも上位の感染拡大で、4月5日の時点でコロナウイルス感染者は13万人を超え、1万2400人が死亡した。3万8千人は回復している。


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント