新型コロナウイルス

モスクワで新型コロナにより新たに14人死亡

モスクワでは11日、新型コロナウイルスの感染により新たに14人の死亡が確認された。死者はいずれも基礎疾患があった模様。新型コロナウイルス緊急対策本部の最新発表で明らかになった。
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対策本部の発表によれば、新たに死亡が確認された14人はいずれも50代から80代で、高血圧や糖尿病、心筋症などの基礎疾患があったと伝えられている。

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ロシアのコロナウイルス状況

ロシアで新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたのは1月31日。その後、初期のコロナウイルス対策がとられた。湖北省とその中心地である武漢市からロシア国民を避難させ、ロシア到着後は14日間の隔離状態に置いた。ロシア・中国間のビザなし渡航は停止となり、中国との航空・鉄道輸送も制限された。集団行事は中止され、文化・スポーツ施設は閉鎖。学校や大学では長期休暇が延長され、その後オンライン授業へと移行した。

3月30日にはロシア全国で自主隔離体制となった。特別な用事がなければ自宅を出ることが禁止されている。自主隔離の違反者が処罰の対象になる非常事態宣言はまだ発令されていない。

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