新型コロナウイルス

モスクワで新型コロナにより新たに21人死亡 必要に応じて規制強化へ=ソビャニン市長

モスクワでは17日、新型コロナウイルスの感染により新たに21人の死亡が確認された。死者の多くは基礎疾患があった模様。新型コロナウイルス対策本部の最新発表で明らかになった。モスクワ市当局は感染爆発を防ぐことに成功しているとしたうえで、必要に応じては自主隔離の規制強化に踏み切る考えを示した。
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対策本部の発表によれば、新たに死亡が確認された21人は34歳から91歳の成人で、高血圧や糖尿病、心筋硬化症などの基礎疾患があったと伝えられている。

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モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長は国営放送「ロシア1」チャンネルの取材に応じ、週末にかけて入院を必要とする感染者が3倍から4倍に膨れ上がると予想されていたにもかかわらず、電子通行証のシステムを導入したことで事態の悪化を防ぐことができたと語った。

ソビャニン市長によれば、電子通行証の導入により、モスクワでは交通機関の利用者が50万人ほど減少したという。ただし、企業や個人による違反行為が続出すれば、条例を改正してさらなる規制強化に踏み切る考えを示した。

ロシア政府によれば4月17日の時点で国内の新型コロナウイルス感染者は前日の時点から4069人増えて3万2007人に達し、そのうち273人の死亡が確認された。完治者は現時点で2590人。

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