筋萎縮性側索硬化症を患っていたホーキンス博士は、この人工呼吸器を2013年に購入し、亡くなるまで使用していた。この機器のサイズは大きくはなく、
椅子の後ろ側に装着することが可能。ホーキンス博士自身もそのように使用していた。同博士の娘によれば、多くの人たちは機器に気づくこともなく、博士が常に人工呼吸器を必要としていたことは知られていないのだという。
そのほか、ホーキンス博士の家族は、現在、新型コロナウイルスの患者の治療のために装備の変更などを行っている医療機関に、他の装備も提供した。
スティーヴン・ホーキング博士は2018年に亡くなった。