ワシントン・ポスト紙は米国務省の文書を入手。文書によると「国務長官は国務省と合衆国国際開発庁に対し、WHOのほかに国際支援を実施する団体を見つけ、支援を行うよう指示した」という。
同氏は情報筋の話として、トランプ大統領とその顧問が、WHOを一線から退かせるために「舞台裏」工作をしたと伝えている。
これより前、マイク・ポンペオ米国務長官は、米国がWHOに戻ることはないと発言した。
4月15日、ワシントンはWHOへの資金拠出を停止。同措置は「コロナウイルスへの対応ミスと情報隠蔽」に関する調査が終わるまで続く。米国のこの決定を国連とロシアは批判している。中国はWHOへの拠出額を増やす意向を示した。
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