原油価格が4~11%下落 貯蔵限界を懸念

27日、世界の原油貯蔵施設の能力が限界に達するとの懸念を受けて原油価格は下落しており、WTI原油は11%以上値下がりしている。
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カリフォルニア沖に約30隻の石油タンカー
日本時間14時46分の時点で、北海ブレント原油先物7月限の価格は3.79%安の1バレル=23.87ドル。

WTI原油先物6月限の価格は11.28%安の1バレル=15.04ドル。

なお、ブレント原油先物6月限の価格は1.96%安の1バレル=21.02ドル。

新型コロナウイルスの世界的流行による需要減により世界の原油貯蔵施設の能力は限界に近づいており、投資家らはこれを背景にした減産では十分ではない可能性があると懸念している。

先週、米国エネルギー省は、原油在庫が5億1860万バレルとなったと発表した。ロイター通信は、2017年に付けた過去最高の5億3500万バレルに迫ったと報じた。

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