同省牡丹江市の感染者が入院する指定病院で、感染者は食事として出された弁当を廊下に出してハンガーストライキを行なっている。
ある女性患者は「ここの食事にはもう飽きた。(病院は)私たちが食べたいものはなんでも出さなければいけない。餃子を食べたいなら(病院は)餃子を出さなくてはいけない」と訴えているという。
ハンスト動画を見た中国の多くのネットユーザーは、この行動は気まぐれで理不尽なものだと批判し、食料を浪費していることに怒りの声をあげている。
また地元テレビ局は、牡丹江市は小規模な都市であり、人々は入院中の感染者に最善を尽くしていると伝えた。放送中にニュースキャスターは「皆さんは食事が十分ではないと言っていますが、医療従事者は忙しくて食べることができていないことを忘れないでください。私たちは感謝を求めているわけではありませんが、もっと理解してください」と述べた。
黒龍江省では4月上旬からロシア、米国からの帰国者の感染例が確認されている。また、同省ハルビン市の病院では集団感染が発生し、中国当局は感染の再拡大に警戒を強めている。
関連記事
「弁当に飽きた」 入院中の感染者がハンスト決行 中国【動画】
© Sputnik / Savitskaya Kristina