第93回アカデミー賞 候補作のルール変更 コロナ影響

映画アカデミー賞の応募には有料劇場公開が必須条件だったが、コロナウイルス感染拡大の影響を受け、主催者の映画科学芸術アカデミーは今年の応募資格を変更する。
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映画科学芸術アカデミーは「今後通知があるまで、また第93回アカデミー賞に限り、劇場公開を予定したが商業的配信あるいはVOD配信になった今年度の作品は、作品賞を含む各部門のノミネート資格を有する」と発表した。

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版権者は投票権を持つアカデミー会員に対し、配信60日間以内に専用ストリーミングサイトで配信することも義務付けられている。また主催者は、その場合も作品は他の選考要件をすべて満たしていなければならないとした。

韓国映画「パラサイト」などの例外を除き、常に作品賞を受賞するアメリカ映画にはアカデミー賞参加条件は非常に厳しく設定されている。例えば作品は米国内で一定期間上映する必要があり、上映する州は厳密に規定されている。例えばカリフォルニア州での上映は必須である。一方、同州の映画館はコロナウイルス感染拡大の影響で2020年3月16日以降閉館している。

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