少女のミイラは紀元前17〜16世紀頃のもの。
この少女は耳に銅製のイヤリング、手には指輪が2つ、胸に4本のネックレスを身につけていた。ネックレスのうち2本は青の陶器製ビーズ製で、もう1本は青と緑のビーズが使われていた、最後の1本は最も豪華で、75個もの半貴石(石英、アメシスト、琥珀)でできていた。
研究者らは、これらの宝飾品は少女の豪華な持参金だったと推測している。宝飾品に全く似合わず、棺はあまりにも素朴で贅沢な作りではない。
考古学者によると、墓荒らしは巨大墓地(ネクロポリス)から急いで離れなければならず、彼らはこの棺を開けなかった。そのおかげで、宝飾品は見つかることなく全て棺内に残された。また、この一画では、同じように未盗掘の棺が12基見つかっている。
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