新型コロナウイルス

ロシア、新規感染者1万人強 計15万5000人超え

5月5日午前の時点で、ロシア全国で1万102人のコロナ新規感染者が確認された。昨日よりも479人少ない数字であり、またそのうち約半数は無症状だという。これで感染者は計15万5370人となった。コロナウイルス感染拡大対策本部が発表した。
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1日の感染者の最多数はモスクワ市の5714人。

全国感染者の49.1%にあたる4961人には症状などがみられなかった。

過去24時間でコロナウイルスによる全国の死亡は95人、これまでの合計は1451人となった。

1万9865人が回復した。

ロシア全国のコロナウイルス検査実施件数は440万件を超えている。

ロシアのコロナウイルス状況

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ロシアで新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたのは1月31日で、中国籍2人だった。その後初期のコロナウイルス対策がとられた。湖北省とその中心地である武漢市からロシア国民を避難させ、ロシア到着後は14日間の隔離状態に置いた。その後、ロシア・中国間のビザなし渡航は停止となり、中国との航空・鉄道輸送も制限された。集団行事は中止され、文化・スポーツ施設は閉鎖、学校や大学では長期休暇が延長され、その後オンライン授業へと移行した。3月30日にはロシア全国で自主隔離体制となった。特別な用事がなければ自宅を出ることが禁止されている。例外は治安機関、医療、食品・医薬品供給、社会インフラの関係者。自主隔離の違反者は処罰の対象になる非常事態宣言はまだ発令されていない。

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