新型コロナウイルス

新型コロナによるモスクワの死者900人に迫る 国防軍内の集団感染も相次ぐ

モスクワでは5月5日、新型コロナウイルスの感染により新たに50人の死亡が確認された。死者の多くは基礎疾患があった模様。新型コロナウイルス対策本部の最新発表で明らかになった。感染拡大は国防軍内でも続いている。
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対策本部の発表によれば、モスクワで新たに死亡が確認された50人には基礎疾患があったという。これで新型コロナウイルスの感染によるモスクワの死者は合わせて866人に達した。

蔓延の完全な阻止は不可能 ロシア連邦消費者庁長官

感染拡大は国防軍でも続いている。国防省によれば、国防軍では5月5日の時点で1475人の感染が確認されている。

ロシア全国のPCR検査実施件数は既に440万件を超えている。新型コロナウイルス新規感染者数は過去24時間で1万102人に達し、国内の感染者数は計15万5370人となった。死者は95人増え、計1451人となった。

ロシアの自主隔離体制は5月11日まで延長された。プーチン大統領は閣僚らに対し隔離の段階的解除計画と経済復興計画を作成するよう指示した。

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