聯合ニュースによると、韓国の康京和外相は先週、防衛費の分担金について発言した。
外交筋は「数字を挙げることはできないが、外相はすでにこの提案が可能な案のうち最良のものであったと述べた」と語った。
聯合ニュースによると、康外相は先週、防衛費の分担金について、韓国ができる最良の提案は前年比13%増だと述べたという。
消息筋はまた、米国は韓国との防衛費分担金交渉で柔軟性を示す用意を表明しているものの、4月初旬以降、交渉はほとんど進展していないと指摘した。消息筋は「4月初旬以降、大きな変化は起きていない。米国が話す柔軟性について我々は少しも想像することができない」と強調したという。
マーク・ナッパー米国務副次官補(日本・韓国担当)は5日、分担金交渉について韓国に再び柔軟性を求め、米国は今まで「非常に柔軟」だったと指摘した。
その後、トランプ米大統領は、韓国は「我々が行っていることに対する大部分」を支払うべきだと述べ、韓国が提案した増額案を米国が拒否したことを確認した。なお、トランプ氏は具体的な数字は明らかにしなかった。
トランプ氏による拒否は、袋小路に陥った北朝鮮の非核化交渉の進展及び朝鮮半島の安定した平和の強化に韓国と米国が集中する必要があるときに、防衛支出をめぐる緊張が米韓の同盟関係を損ねる可能性があるとする危惧を強めた。
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