研究者によると、海水中の塩は希釈効果と相まって、ウイルスの不活性化を促すという。
またプールやスパでは一般的に消毒剤が使われており、ウイルス不活性化には十分な役目を果たしているという。サウナやスチームバスでは気温はウイルスにとって致命的な60℃以上に保たれている。
ただし湖や河川、貯水池などの淡水や未処理水ではウイルスの生存率は高くなり、これらを訪れる際には細心の注意を払わなければならない。
コロナウイルスは陸上、つまりビーチや沿岸部でも危険ではあるが、海水や太陽の紫外線、砂が焼けるほどの高温という相乗効果でウイルスが不活性化されるという。
つい先日、中国の研究者により感染男性の精液中にコロナウイルスが検出されたが、一方で、コロナウイルスが性行為で感染する可能性を意味するわけではない。
またペットもコロナウイルスに感染することも明らかになった。そのため研究者らはペットが感染しないよう十分に気をつけるよう呼びかけている。現時点で人がペットから感染した例はない。
関連ニュース
コロナウイルスは水で感染するか 研究者が回答
© Sputnik / Savitskaya Kristina